築地の名前の由来 — 知ると街歩きがもっと面白くなる
- impersonalgym
- 5 日前
- 読了時間: 2分
こんにちは。 中央区・新富町、八丁堀からも通いやすい当ジムの周辺には、
歴史ある街が多くありますが、中でも特に有名なのが「築地(つきじ)」。
実はこの築地という地名、とても分かりやすい意味を持っています。
今回は、意外と知られていない「築地」という名前の由来についてご紹介します。

「築地」はその漢字の通り、人工的に築き上げられた土地 という意味から来ています。
江戸時代初期、明暦3年(1657年)に起きた大火によって江戸の町が大きな被害を受けた後、新たに造成された土地が「築地」と呼ばれるようになったのです。

江戸の人口増加により、住居や寺院の移転先が必要になったことも背景にあるようで
火災に強い町+寺社の集約と再配置+江戸の都市機能の拡張
こうした目的のもとで計画的に埋め立てが進み、
「築かれた土地=築地」という名前が定着したそうです。
明治時代に入ると外国人居留地としても重要な役割を担います。
西洋文化・建築の流入、学校・教会・病院の設立、食文化や生活様式の変化
これらが、現在の築地・銀座・新富町エリアの文化的な土台を作っていきました。
今でも周辺を歩くと、どこか「和と洋が混ざった雰囲気」を感じられるのは、その名残かもしれません。

築地といえば、やはり 築地市場 を思い浮かべる方も多いでしょう。
市場自体は豊洲へ移転しましたが、
築地場外市場、食のプロが集まる街、観光と日常が混ざる独特の空気感は今も健在です。
「埋め立て地から始まった街」が、日本を代表する“食の街”へと成長したと考えると、とても面白いですよね。

築地は、人の手でつくられ、時代とともに進化してきた街。
そんな場所の近くで、体をつくり、整えていく——それもまた、現代の「築く」という行為なのかもしれません。
ぜひトレーニングの行き帰りに、「ここは昔、海だったんだ」「この道の下には埋め立ての歴史があるんだ」
そんな視点で街を歩いてみると、いつもの景色が少し違って見えるかもしれません。

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